自分の限界を知り、制御すること

あたしは他人のやさしさを受けている。

 

あたしは、近頃、いい調子ではない。たかが風邪で仕事を休んだ。上からの評価もよくない。それなのに、新しい仕事は増え、あたしの仕事のスケジュールは、社内のルールの最高値まで到達している。

 

あたしの最近の休日の過ごし方は、ベッドの上から動かないことだ。病院にも薬がある限り行かない。他人との約束もドタキャンする。トイレも空腹も限界まで我慢して、風呂場がかびてきていることや、100鉢以上ある観葉植物の一部が水やりを欲しているのを感知しながらも、あたしはベッドから起き上がることができない。目が覚めるのにもかかわらず。

 

目が覚めて寝付けない時に何をするのか。勉強しろよ。それがあたしの思うことだ。しかし、彼女はYouTube Shortsを見漁る。なにも彼女の記憶にない。それがいい。その場しのぎの1分間を何時間も繰り返す。何かを考える暇もないほどに。低脳だ。あえてそうしている。

 

なぜかというと、to do listに挙げられている事柄をするにはベッドから出なければならないからだ。ベッドから出るのは、尿意を極限まで我慢する以上に難しいのだ。空腹を感じたとして、空腹を満たすには数百円分の食糧を消費する以前に、ベッドから出なければならないのだ。朝日が出て来ても、眠ることができないのだ。体内時計が狂ってるのではないのだ。ただ、寝付けないのだ。

 

今あたしは、口座にある金額にかかわらず、奨学金以外の借金はなく、衣食住を満たし、仕事に向かっている。今の状態が職場の人々にとって、いい影響かといえばそうではないと本日明確に自覚した。薄々気づいてはいたが、気付かないフリをしていた。なぜならば、普通になりたかったから。

 

助けてほしいと思う。誰もそんなボランティアがいないことを知っていてもなお。自分以外に使える駒がないと知っていてもなお。助けてほしいと言えるのは、こんな文章をインターネット海で、読む人がいないと鷹をくくっているからだ。

 

これを読んだやさしい方が仮にいたとしても、先に言うが、あなたはあたしの役に立たないから、ただ、駄文を数分読んだだけに留めておいて。あなたはあたしの役には立たない。

 

あたしは人を守ることが得意だ。それはあたしの言うことです。